時計じかけのオレンジ

制作国 | イギリス |
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作品カテゴリー | 映画 |
制作年 | 1971年 |
作品ジャンル | R指定 |
キャスト
【出演】
アレックス[マルコム・マクダウェル] アレクサンダー(作家)[パトリック・マギー] バーンズ看守長[マイケル・ベイツ] ディム[ウォーレン・クラーク] ステージ・アクター[ジョン・クライヴ] アレクサンダー夫人[エイドリアン・コリ] ドクター・ブロドスキー[カール・ドゥーリング] 浮浪者[ポール・ファレル] 下宿人[クライヴ・フランシス] キャットレディ[ミリアム・カーリン] ジョージー[ジェームズ・マーカス] デルトイド[オーブリー・モリス] 刑務所の牧師[ゴッドフリー・クイグリー] マッジ・ライアン ジョン・サヴィデント アンソニー・シャープ フィリップ・ストーン マーガレット・タイザック スティーヴン・バーコフ デヴィッド・プラウズ
【監督】
スタンリー・キューブリック
【原作】
アンソニー・バージェス
【音楽】
ウォルター・カーロス
【脚本】
スタンリー・キューブリック
【製作】
スタンリー・キューブリック
作品概要
「時計じかけのオレンジ」は、スタンリー・キューブリック監督の独特でシニカルな世界観が描かれたSFドラマです。暴力とセックスが織り交ぜられた世界観は、視覚的にも独創的で、観る者を引き込みます。また、ベートーヴェンの「第九」や「雨に唄えば」などの名曲が効果的に使用され、映像と音楽が一体となった美しさが際立っています。この作品は、その強烈なテイストと映像美で、観る者を深く魅了します。
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レビュー 10件
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〜3
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面白い 美意識向上 胸糞
キューブリックが2001年宇宙の旅の後に撮ったのがこの映画というのがもう、普通の感覚の1歩も2歩も先を行ってる感じがします。でもどちらも根源的に人間存在とは何か?を追求している映画。かなり極端な形ではありますが、それこそがアートであり映画であり、キューブリックであると、なんか言い得ているようで何も中身のないこと書いてますが、まさにこの映画がそんな感じがします。
好きなクラシックの音楽やジーン・ケリーの「雨に唄えば」に嫌悪感を抱いてしまいそうになるほど、忌まわしいけれど、強烈に引き込まれて見てしまう怪作。ルドヴィコ療法に自分も巻き込まれてしまっているのかも。ソ連の影響を受けていると思われる言葉の使い方も面白い。いまだにショッキングな問題作。
スタンリー・キューブリック監督の1971年の映画だけど、見るたびに印象が変わる映画。若い頃はカッコよく感じ、成人したらなんだか気持ち悪く思え拒否反応からしばらく見ていなかったけど、最近になってやっと俯瞰で楽しめる不思議な映画。今でも美術などで影響を与えている伝説的な映画。
オシャレ映画として紹介されることの多い作品。実際、インテリア、見せ方、使用する音楽、名作オマージュなど芸術点が高い。けれど、そんなのを帳消しにするくらいエゲツない展開……まんまとキューブリックに乗せられたような気がしてしまった。
不思議な感覚に陥る映画でした。
色味がオシャレで視覚的要素もあり、若気の至りと言うのか色々な描写が描かれます。
エロ、グロ、暴力、笑い、苦しみなど人間の感情を表現しているのかなとも思いました。
本当に不思議な映画でした。
暴力と支配の世界を描いた衝撃的な作品。アレックスの狂気じみた人生が、治療と称した改造によってどう変わっていくのかが見どころ。彼が社会に戻った後の恐ろしい再生の過程が心に残りました。スタンリー・キューブリック監督の独特の演出と音楽の使い方も非常に印象的で、視覚的にも精神的にも強烈なインパクトを与えてます。
人間の暴力性を問う作品。前半アレックス一味が悪行の限りを尽くすシーンは目を背けたくなるほど嫌悪感を抱くのですが、その後ルドヴィゴ療法により逆に暴力への嫌悪感を抱く真人間に改造されたアレックスが社会に放たれフルボッコにされると「ザマア、自業自得じゃん。」と思う自分がいるワケです。暴力を忌み嫌い、善人ヅラしてても復讐という大義名分さえあれば暴力を容認しているという矛盾をキューブリックは観客に問いかけてるんだと思います。
暴力的な描写が多くゲンナリとする反面、突飛な映像と音楽表現には感動さえ覚えます。
名作と言われる所以は、この演出能力にあるのでしょう。
人間の恐ろしさが満ち満ちた作品ですね。
アート的な美しさは認めざるを得ないが、皮肉な展開と暴力が純粋な暴力として描かれているのがやっぱり観ていてしんどい気持ちが勝ってしまった。
一度見たら中々忘れられないし、悪役好きにはおすすめの映画です!またアレックスがベートーヴェンを崇拝していることから彼の名曲も流れたり、雨に唄えばを歌いながら悪逆するシーンが衝撃です。暴力の映像をずっと見せられることで吐き気を催すほど矯正されるものの、ラストで解除されたであろう不穏な空気がまたいいです。
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